2010年12月06日
X-Blade 295 インプレ(ストローク編)
新調したラケットについて、
新たな感想を書いていきます。
memo:使用ガット
(トアルソン MUGEN130 テンション56)
現在も併用して使用しているラケットとの比較です。
●ストローク(フォアハンド編)
フラット系ショットにおいて、X-Blade295(以下295とします)
他2機種に比べ、高い反発性を得られます。他のラケット
も振りぬきでは定評のあるラケットですが、振りぬきの良さに
おいてもひけはとりません。また相手の球に球威があり
ブロックショットを行う際、かなりのパフォーマンスを
見せてくれます。
スピン系においては、実際に打った感覚よりもスピンが強く
かかります。グラファイト(以下GFとします)で、「あ、
ふかしてしまった」と感じるような感覚でもしっかりコートに
収まります。しかしながら極端に薄く当てると打球はかなり
失速します。
●ストローク(片手バックハンド編)
フォアハンド同様、フラット系ショットにおいて、高い反発性を
得られます。また重量が軽く、トップヘビーでもないため、
サービスリターンなどでの操作性は抜群です。
また、利き腕でない左腕バックハンド(両手打ち)でも
問題なくリターンが可能でした。非力な女性に力強い味方
となることでしょう。
スピン系ショットにおいて、GF、プロスタッフ(以下PS)
よりも高いスピン性能が得られます。ただスピンを強く
かけると、打球が落ちすぎる感じがします。私はネット上を
低く通す、ショートアングルが好きなのですが295では難しく
感じました。逆にネット上、多少余裕をもって通すアングル
ショットは打ちやすいです。何度かトライしましたが、打球が
アレーに着地したあと、コートサイドのベンチに打ち込まれる程、
角度をつけられます。
スライス系につきまして、GF・PS程コントロール性能は
よくありません。スライス系において、食いつきの良さは
かえって感じられなく、ラケットに乗せて運ぶ感じがありません。
反発力がかえってアダになっている気がします。
また、伸びるスライス系ではなくカットショット気味に
打つと、ネットを越えてから極端に失速します。
逆にこの特性を利用しての、振り切るドロップショットでの
スピン量は凄いです。トライしたところ、バウンドしてからネット
方向に戻りました。
●ストローク(両手バックハンド編)
スピンのかけやすさ、振りぬきの良さもあり扱いやすいです。
GFと比較すると、多少球ばなれが早い感じはします。
私は、両手打ちは強打するほうなのですが強力なスピン性能
のおかげでバックアウトを気にせず打ち込める所が気に入って
います。
ラケットが軽量なため、ラケットヘッドの重さと相手の打球の球威を
利用して返すストロークの方はすこし扱いづらいかもしれません。
☆総評
フラット系では飛びが良いですが、スピン系は逆に飛びが
抑えられます。これに似た傾向で、スイートスポット真ん中で打つと
反発は良いですが、ラケット面先端を利用すると急激に飛びが悪く
なり、コントロールしずらい面があります。
打ち方・球種によって、打感がかわります。タッチショットが得意な
方だと戸惑うラケットかもしれません。
ストロークにおいて、点でなく線でコンタクトするような
フラット系が得意な方、しっかりスピンをかけ強打をしたい方には
良い味方となってくれることでしょう。
逆に多彩なショットで、ゲームを組み立てるのが好きな方、
粘りを信条とするオールランダーの方だといまいちかな
と思ったりします。
今回はテンション56でしたので、50以下に落とすとまた違うかもしれません。
新たな感想を書いていきます。
memo:使用ガット
(トアルソン MUGEN130 テンション56)
現在も併用して使用しているラケットとの比較です。
●ストローク(フォアハンド編)
フラット系ショットにおいて、X-Blade295(以下295とします)
他2機種に比べ、高い反発性を得られます。他のラケット
も振りぬきでは定評のあるラケットですが、振りぬきの良さに
おいてもひけはとりません。また相手の球に球威があり
ブロックショットを行う際、かなりのパフォーマンスを
見せてくれます。
スピン系においては、実際に打った感覚よりもスピンが強く
かかります。グラファイト(以下GFとします)で、「あ、
ふかしてしまった」と感じるような感覚でもしっかりコートに
収まります。しかしながら極端に薄く当てると打球はかなり
失速します。
●ストローク(片手バックハンド編)
フォアハンド同様、フラット系ショットにおいて、高い反発性を
得られます。また重量が軽く、トップヘビーでもないため、
サービスリターンなどでの操作性は抜群です。
また、利き腕でない左腕バックハンド(両手打ち)でも
問題なくリターンが可能でした。非力な女性に力強い味方
となることでしょう。
スピン系ショットにおいて、GF、プロスタッフ(以下PS)
よりも高いスピン性能が得られます。ただスピンを強く
かけると、打球が落ちすぎる感じがします。私はネット上を
低く通す、ショートアングルが好きなのですが295では難しく
感じました。逆にネット上、多少余裕をもって通すアングル
ショットは打ちやすいです。何度かトライしましたが、打球が
アレーに着地したあと、コートサイドのベンチに打ち込まれる程、
角度をつけられます。
スライス系につきまして、GF・PS程コントロール性能は
よくありません。スライス系において、食いつきの良さは
かえって感じられなく、ラケットに乗せて運ぶ感じがありません。
反発力がかえってアダになっている気がします。
また、伸びるスライス系ではなくカットショット気味に
打つと、ネットを越えてから極端に失速します。
逆にこの特性を利用しての、振り切るドロップショットでの
スピン量は凄いです。トライしたところ、バウンドしてからネット
方向に戻りました。
●ストローク(両手バックハンド編)
スピンのかけやすさ、振りぬきの良さもあり扱いやすいです。
GFと比較すると、多少球ばなれが早い感じはします。
私は、両手打ちは強打するほうなのですが強力なスピン性能
のおかげでバックアウトを気にせず打ち込める所が気に入って
います。
ラケットが軽量なため、ラケットヘッドの重さと相手の打球の球威を
利用して返すストロークの方はすこし扱いづらいかもしれません。
☆総評
フラット系では飛びが良いですが、スピン系は逆に飛びが
抑えられます。これに似た傾向で、スイートスポット真ん中で打つと
反発は良いですが、ラケット面先端を利用すると急激に飛びが悪く
なり、コントロールしずらい面があります。
打ち方・球種によって、打感がかわります。タッチショットが得意な
方だと戸惑うラケットかもしれません。
ストロークにおいて、点でなく線でコンタクトするような
フラット系が得意な方、しっかりスピンをかけ強打をしたい方には
良い味方となってくれることでしょう。
逆に多彩なショットで、ゲームを組み立てるのが好きな方、
粘りを信条とするオールランダーの方だといまいちかな
と思ったりします。
今回はテンション56でしたので、50以下に落とすとまた違うかもしれません。
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